もしかしたら早漏なのかも?とお悩みの皆さん、大丈夫、改善の方法はいくらでもあります。ここで原因やトレーニング法を試してみましょう。更には射精のメカニズムや医療品などの紹介もあります。最後まで諦めないで頑張ってみましょう!

射精が我慢出来る薬があります

さて性的な経験を重ねたり、創意工夫で射精までの時間を引き延ばすことはできそうですが、それでは医学的に射精に至るまでの時間を伸ばす方法はあるのでしょうか。

射精までの時間が短いことで悩んでいる、パートナーとの関係性において強い不安がある、というような場合は、何らかの治療を考えるのが良いでしょう。
早漏がひとつの症状であるとすれば、医学的に改善することは可能です。
早漏症と診断されるのであれば、内科的診療・外科的診療・カウンセリングなど、様々な治療方法があります。
また治療薬によってそれを改善するということももちろんできます。

早期に明確な効果が上がるという期待は薄いのですが、長い目で見るとこの中ではカウンセリングが有効です。
精神的苦痛を軽減するという意味ではこれにまさる薬はありませんし、さほど症状が重くない場合でも本人が過剰に気にしているような場合には効果があると言えるでしょう。

治療薬に関しては、抗うつ薬が過剰な興奮を抑える働きをするので用いられることがある他、ED治療薬・鎮痛剤・局所麻酔薬を含んだクリーム状の塗り薬などが有効と考えられています。

その有力候補としてプリリジーという薬があります。
この薬は元々、セロトニン再取り込み阻害薬(通称「SSRI」)として、うつ病治療に用いられていました。
ところが治療を受けている人の間で、性行為の際に射精までの時間が長くなったという事実が確認され、早漏改善効果がある薬ということで現在では世界60ヵ国で認可され、そのうち30ヵ国で販売されています。

ただし誤解の余地がないように明確化するのならば早漏の原因に対する治療薬というものは存在しませんし、プリリジーも同様です。
たとえばEDに効果的な薬があるからといって、EDそのものを無くす治療薬がないのと同様です。

とはいえプリリジーは膨大な臨床試験から、IELT(IntravaginalEjaculationLatencyTime)つまり性行為においてペニスを膣内に挿入して継続的に行為を行い続けた場合の射精までの持続時間が伸びた、という改善効果は明らかになっています。
それではどの程度IELTを伸ばすことができるのでしょうか。

プリリジー30mgの初回服用時では、IELTは2.1分長くなりました。
継続的に24週間にわたって適宜用いた場合は、3.3分まで長時間化するという改善効果がみられました。
早漏の低度改善・中程度改善・顕著な改善と精査すると、全改善率は57.6%にのぼります。
また同薬の60mg初回服用時では、IELTは2.5分長くなり、継続的に24時間にわたって適宜用いた場合は3.9分まで長時間化するという改善効果がみられました。
同様に全改善率を計算すると、72.4%にのぼります。

雑駁に言って、改善効果がみられた事例ではIELTは3倍程度まで延長できるという訳です。
有意にして顕著な効果というべきでしょう。
この薬の飲み方は、性行為の1時間程度前に飲むのが有効とされています。食前食後の条件はありません。
ただし内服を初めて4週間効果が見られなかった場合、あるいは6回内服をして効果がみられなかった場合は無効例として服薬を中止しなければなりません。

心配なのは副作用ですが、どういった症状が考えられるのでしょうか。
1~10%の割合で、頭痛や不眠、めまい・吐き気、あるいは下痢といった症状が出ることがあるようです。
また立ちくらみやそれに伴う失神などを度々繰り返す人は避けるべきであると言われています。

プリリジーはトータルでは早漏対策としてかなり優秀な薬ということができますが、残念ながら日本では未承認です。
そのため輸入薬品の取り扱い例が豊富な医療機関で処方してもらうしか方法はありません。
個人の輸入代行者から購入すると、偽造品に当たる例があるようですので、避けた方が賢明であると言えます。